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直木賞受賞作品まとめ(4)-第81~100回-1979~88年(図書データベース説明文付)

2019-05-27直木賞

目次

直木賞とは

直木三十五賞(なおきさんじゅうごしょう)
授与者:公益財団法人日本文学振興会
発表:1月/7月

無名・新人及び中堅作家による大衆小説作品に与えられる文学賞。
かつては芥川賞と同じく無名・新人作家に対する賞であったが、次第に中堅作家中心に移行、現在ではほぼキャリアは関係なくなっており、長老級の大ベテランが受賞することも多々ある。(ウィキペディアより)

出典:ウィキペディア公益財団法人日本文学振興会 – 文藝春秋

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直木賞受賞作家
芥川賞受賞作家

他の直木賞

 

※著者名は「ウィキペディア(Wikipedia)」の該当ページにリンクしています。

 

第100回 1988年 下半期

藤堂志津子 「熟れてゆく夏」

藤堂志津子
掲載誌:文藝春秋

ホテルで女主人の到着を待つ若い男女。その背後に潜むエゴイズム、孤独感を澄明な文体で彫琢、愛と性のかかわりをさぐり直木賞に輝く優品。「鳥、とんだ」「三月の兎」を併録。(植田康夫)

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杉本章子 「東京新大橋雨中図」

杉本章子
掲載誌:新人物往来社

最後の木版浮世絵師といわれた光線画家・小林清親の波瀾に充ちた半生と江戸から明治に移りかわる風俗、庶民の生きざまをあざやかに描いた第百回直木賞受賞の長篇。(田辺聖子)

 

第99回 1988年 上半期

西木正明 「凍れる瞳・端島の女」

西木正明
掲載誌:文藝春秋

捕虜虐待の罪でBC級裁判で処刑された男と甲子園をめざして投げ合った不世出の元巨人軍投手スタルヒンの宿命の人生のかかわりあいを描いた表題作、廃鉱となった九州の端島とダム建設で東北の過疎となった山里を舞台に一人の女の転変の人生を描いた「端島の女」の直木賞受賞作を含む情感ただよう会心の作品集。

 

 

景山民夫 「遠い海から来たCOO」

景山民夫
掲載誌:角川書店

少年の素直さに驚くエンターテインメントの傑作!
六千万年以上も昔に絶滅したはずのプレシオザウルスの子を発見した洋助。奇跡の恐竜クーと少年とのきらめく至福の日々がはじまったが……。直木賞にかがやく、感動の冒険ファンタジー。

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第98回 1987年 下半期

阿部牧郎 「それぞれの終楽章」

阿部牧郎
掲載誌:講談社

自殺した同級生の葬儀に故郷秋田を訪れた作家がふりかえる自らの生の軌跡。友と聴いたクラシック、仲間と励んだ雪の中の野球…。万引事件や生家の破産を越えて胸に迫るのは懐しい思い出の数々。人生の終楽章を迎えて、自分を支えてくれた友人、父の愛、妻の献身に気づく。

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第97回 1987年 上半期

白石一郎 「海狼伝」

白石一郎
掲載誌:文藝春秋

戦国時代終盤、対馬。海と船へのあこがれを抱いて育った少年・笛太郎は航海中に村上水軍の海賊衆に捕えられ、以後は水軍と行動をともにするようになる。そしていつしか笛太郎は比類なき「海の狼」へ成長していった―。海に生きる男たちの夢とロマンを描いた海洋冒険時代小説の最高傑作。

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山田詠美 「ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー」

山田詠美
掲載誌:角川書店

「体はね、お菓子のようなものよ。心はね、パンのようなものなのよ。ベイビー」(「ME AND MRS. JONES」より)。「女の愛し方を知ってるの?」「体は知ってるけど、心の方は自信がねえな」(「FEEL THE FIRE」より)。ソウル・ミュージックの名曲タイトルを冠した8つの短篇からなる、極上の恋愛小説集。

 

第96回 1986年 下半期

常盤新平 「遠いアメリカ」

常盤新平
掲載誌:講談社

世の中が、ずっと貧しかった頃。クリーネックス・ティシューもまだ日本に入ってきていなかった、そんな時代にひたすらアメリカに焦がれ続けた青年重吉と、演劇に熱中した娘椙枝。愛と希望だけが頼りの、そのふたりのひたむきな生、揺れ動く心の襞を、鮮やかに浮かびあがらせた、直木賞受賞の名品集。

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逢坂剛 「カディスの赤い星」

逢坂剛
掲載誌:講談社

フリーのPRマン・漆田亮は、得意先の日野楽器から、ある男を探してくれと頼まれる。男の名はサントス、二十年前スペインの有名なギター製作家ホセ・ラモスを訪ねた日本人ギタリストだという。サントス探しに奔走する漆田は、やがて大きな事件に巻き込まれてゆく。直木賞を受賞した、著者の代表傑作長編。第96回直木賞、第40回日本推理作家協会賞、第5回冒険小説協会大賞受賞作。

 

第95回 1986年 上半期

皆川博子 「恋紅」

皆川博子
掲載誌:新潮社

遊女屋の愛娘ゆうは大勢の花魁や男衆の中で、華やかな郭の裏も表も見て育った。ある日、芝居見物に出かけたゆうは升席にいる男を見て衝撃を受ける。5年前、雑踏で途方にくれていたゆうを救い、優しさで包み込んでくれた旅役者だった。一緒になれるなら滅びでもいい―そう心に刻んだ幼い日の記憶を頼りに、無名の役者に縋りついていく女の情念の世界を描く。

 

第94回 1985年 下半期

森田誠吾 「魚河岸ものがたり」

森田誠吾
掲載誌:新潮社

だれもがかしと呼ぶ隅田河口のまちに、ひとつの秘密を抱いた青年が住みついた。そこに住む人にとって、「どこの誰」より「どんな誰か」が大切なまち。そんなまちの心優しい人々とともに彼は暮らし、〈秘密〉から解放される日の来るのを待っていた。心ならずも魚河岸の町に身をひそめた青年と、まちの人々との人間模様を感情こまやかに描き出した長編小説。

 

 

林真理子 「最終便に間に合えば・京都まで」

林真理子
掲載誌:文藝春秋

OLから造花クリエーターに転進した美登里は、旅行先の札幌で七年前に別れた男と再会する。身勝手と独占の欲望にさいなまれた苦々しい思い出は、いつしか甘美な記憶にとってかわり、空港へと向かうタクシーの中で美登里を誘ってくる男に、彼女は感情の押さえがたい力をおぼえるようになるが……。大人の情事を冷めた目で捉えた表題作に、古都を舞台に年下の男との甘美な恋愛を描いた「京都まで」の直木賞受賞二作品ほかを収録する充実の短篇集。

 

第93回 1985年 上半期

山口洋子 「演歌の虫・老梅」

山口洋子
掲載誌:文藝春秋

大ヒット曲を狙う各ディレクターの夢と挫折を描く表題作、旦那を持ち続ける元芸妓の心境を淡々と描く「老梅」など円熟の好短篇集

 

第92回 1984年 下半期

なし

第91回 1984年 上半期

難波利三 「てんのじ村」

難波利三
掲載誌:実業之日本社

ドサ回りの芸人たちがひっそりと肩を寄せあう“てんのじ村”。戦前、戦後をこの村で生きた漫才師、浪曲師、奇術師たちの生きざまをさわやかに描いた直木賞受賞作品。(黒岩重吾)

 

第91回 1984年 上半期

連城三紀彦 「恋文」

連城三紀彦
掲載誌:新潮社

マニキュアで窓ガラスに描いた花吹雪を残し、夜明けに下駄音を響かせアイツは部屋を出ていった。結婚10年目にして夫に家出された歳上でしっかり者の妻の戸惑い。しかしそれを機会に、彼女には初めて心を許せる女友達が出来たが…。表題作をはじめ、都会に暮す男女の人生の機微を様々な風景のなかに描く『紅き唇』『十三年目の子守歌』『ピエロ』『私の叔父さん』の5編。

 

第90回 1983年 下半期

神吉拓郎 「私生活」

神吉拓郎
掲載誌:文藝春秋

「都会生活の哀愁を、巧みに切りとってみせた」と高く評価された第90回直木賞受賞の短篇集である。この世の中、どこの誰にも一枚めくれば、あやしげな私生活があるものだ。人それぞれにおなじ悩みも濃くまた淡く……いささか暗い人生の哀歓と心理の機微を、登場人物それぞれの何気ない会話のうまさと洗練の筆で、さりげなくしかし奥深く捉えた名人芸。「つぎの急行」「たねなし」「丘の上の白い家」「ご利用」「六日の菊」など17の「私生活」を描く。

 

高橋治 「秘伝」

高橋治
掲載誌:小説現代

巨魚に挑む男たちを描いた直木賞受賞の大ロマン。長崎県西彼杵半島の西海岸を舞台に、二人の釣り名人と怪魚イシナギの死闘劇の幕は切って落とされた。まるで潜水艦のような黒い影が潜む海中に、特殊な工夫を施した必殺の仕掛けが送り込まれていった…。他に中編「赤い海」を収録。

 

第89回 1983年 上半期

胡桃沢耕史 「黒パン俘虜記」

胡桃沢耕史
掲載誌:文藝春秋

敗戦と同時に送りこまれたウランバートルの収容所は、厳寒と飢餓と暴力の坩堝だった。帰国を待たず異国の空に空しく散った戦友たちへの鎮魂の祈りをこめた直木賞受賞作。(尾崎秀樹)

 

第88回 1982年 下半期

なし

第87回 1982年 上半期

深田祐介 「炎熱商人」

深田祐介
掲載誌:文藝春秋

太平洋戦争の傷跡を色濃く残す炎熱地マニラを舞台に、国際ビジネス最前線で働く商社マンたちの誇りと情熱、愛と死、そして直面する現実を、壮大なスケールで描いた直木賞受賞作。

 

村松友視 「時代屋の女房」

村松友視
掲載誌:野生時代

銀色の日傘をくるくる回しながら子猫のアブサンと夏の盛りにふらっとやってきた真弓が、「時代屋」の女房として居着いたのは5年前のことだった。
東京は大井町の一隅にある骨董屋を舞台に、男女の淡く切ない恋情と、市井の人々との心温まる日常を味わい深く描く。

 

第86回 1981年 下半期

光岡明 「機雷」

光岡明
掲載誌:講談社

 

 

つかこうへい 「蒲田行進曲」

つかこうへい
掲載誌:角川書店

映画『新撰組』で、はじめて主役を演ることになった銀四郎。その恋人で、かつてのスター女優小夏。そして銀四郎を慕う大部屋のヤス。―銀四郎は、あたらしい「女学生のような」女の子に熱を上げ、妊娠した小夏をヤスに押しつけようとし、小夏は銀四郎を諦めてヤスを愛しようとつとめ、ヤスは「大好きな銀ちゃん」の言うままに、お腹の赤ん坊ごと小夏を引き受け、小夏との家庭を築いていこうとする。サディスティックなほどにマゾヒスティックに、傷つき、傷つけることでしか成立しえない「酷薄な愛」を描いたつかこうへいの代表作。

 

 

第85回 1981年 上半期

青島幸男 「人間万事塞翁が丙午」

青島幸男
掲載誌:新潮社

呉服問屋が軒をつらねる東京・日本橋堀留町の仕出し弁当屋“弁菊”。人情味豊かであけっぴろげ、良くも悪くもにぎやかな下町に、21歳で嫁いできたハナは、さまざまな事件に出遭いながらも、持前のヴァイタリティで乗り切ってゆく。―戦中から戦後へ、激動の時代をたくましく生きた庶民たちの哀歓を、自らの生家をモデルにいきいきと描き出した、笑いと感動の下町物語。

 

第84回 1980年 下半期

中村正軌 「元首の謀叛」

中村正軌
掲載誌:文藝春秋

世界大戦を起こさずにヨーロッパ地図を塗りかえる——このソ連の野望に西側諸国はどう対処するか? 東西ドイツ国境線の大爆発にはじまる直木賞受賞の国際政治小説。

 

第83回 1980年 上半期

向田邦子 「花の名前・かわうそ・犬小屋」

向田邦子
掲載誌:小説新潮

不妊に悩む女が出会った思いがけぬ誘惑と甘苦い結末を描く「嘘つき卵」。隣りの部屋の男と女の声に耳をそばだてる若妻が禁断の恋に踏み出す「隣りの女」。生真面目な夫がいつか狡猾で強かな男に変貌する「花の名前」。誰もが身の裡に抱き込んでいる危うさや脆さを描き切った向田邦子の名短篇の世界が、柴門ふみの漫画で鮮やかに甦る。名手の二重奏が切ない余韻を漂わせる珠玉の作品集。

 

浮気の相手であった部下の結婚式に、妻と出席する男。おきゃんで、かわうそのような残忍さを持つ人妻。毒牙を心に抱くエリートサラリーマン。やむを得ない事故で、子どもの指を切ってしまった母親など――日常生活の中で、誰もがひとつやふたつは持っている弱さや、狡さ、後ろめたさを、人間の愛しさとして捉えた13編。直木賞受賞作「花の名前」「犬小屋」「かわうそ」を収録。

 

志茂田景樹 「黄色い牙」

志茂田景樹
掲載誌:講談社

近代化の波に洗われるマタギ社会のゆるやかな崩壊を、そのリーダーである主人公の波乱の人生を通して冷徹に描く。

 

第82回 1979年 下半期

なし

 

第81回 1979年 上半期

田中小実昌 「浪曲師朝日丸の話・ミミのこと」

田中小実昌
掲載誌:泰流社

東大に入りながら、駐留軍やストリップ小屋で仕事をしたり、テキヤになって北陸を旅するコミさん。その独特の語り口で世の中からはぐれてしまう人びとの生き方を描き出す傑作短篇集。直木賞受賞作収録。

 

2000年2月、旅行先のロサンゼルスで急逝した著者の、ひょうひょうとした人間味あふれる最後の世界漫遊連作小説集。絶筆「むらさき」を収録。

 

阿刀田高 「ナポレオン狂」

阿刀田高
掲載誌:講談社

自らナポレオンの生まれ変りと信じ切っている男、はたまたナポレオンの遺品を完璧にそろえたいコレクター。その両者を引き合わせた結果とは?ダール、スレッサーに匹敵する短篇小説の名手が、卓抜の切れ味を発揮した直木賞受賞の傑作集。

 

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