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江戸川乱歩賞・第1回(1955年)~現在までの受賞作品のすべて

2019-05-26人名のついた文学賞ミステリ・ホラー・SF, 新人賞

江戸川乱歩賞とは

発表:6月

江戸川乱歩賞は、1954年、江戸川乱歩の寄付を基金として、日本推理作家協会により、探偵小説を奨励するために制定された文学賞。通称:乱歩賞。

受賞作は講談社より刊行し、フジテレビによって映像化されます。

主催:
第1回~第6回 :江戸川乱歩賞選考委員会
第7回~第8回 :日本探偵作家クラブ
第9回~ :社団法人 日本推理作家協会

後援:講談社・フジテレビ

江戸川乱歩(ウィキペディア)
生年月日:1894年10月21日
活動期間:1923年~1965年(70歳没)

 

 

第65回 2019年

令和元年 6月6日決定

受賞:神護 かずみ NOIRを纏う彼女

 

最終候補作品

小林 しゅんすけ 日陰蝶

小林 宗矢 消尽屋

箕輪 尊文 歌舞伎町 ON THE RUN

佐野 広実 シャドウワーク

 

受賞作品と、選考委員の選評は6月下旬頃「小説現代」のHPに掲載され、「小説現代 特別編集 乱歩賞特集」(9月発売予定)にも掲載予定。

 

第64回 2018年

斉藤詠一 到達不能極

到達不能極

2018年、遊覧中のチャーター機が突如システムダウンを起こし、南極へ不時着してしまう。ツアーコンダクターの望月拓海と乗客のランディ・ベイカーは物資を求め、今は使用されていない「到達不能極」基地を目指す。1945年、ペナン島の日本海軍基地。訓練生の星野信之は、ドイツから来た博士とその娘・ロッテを、南極にあるナチスの秘密基地へと送り届ける任務を言い渡される。

 

第63回 2017年

受賞作なし

 

第62回 2016年

佐藤 究 QJKJQ

QJKJQ

女子高生の亜李亜は、猟奇殺人鬼の一家に生まれ、郊外でひっそり暮らしていた。父は血を抜いて殺し、母は撲殺、兄は咬みついて失血させ、亜李亜はナイフで刺し殺す。ところがある日、部屋で兄の惨殺死体を発見する。翌日には母がいなくなり、亜李亜は父に疑いの目を…。

 

第61回 2015年

呉 勝浩 道徳の時間

道徳の時間

連続イタズラ事件が起きている、ビデオジャーナリストの伏見が住む町で、陶芸家が死亡。現場には、『道徳の時間を始めます。殺したのはだれ?』という落書きがあり、イタズラ事件との類似から同一犯という疑いが深まる。同じ頃、伏見にかつて町で起きた殺人事件のドキュメンタリー映画のカメラの仕事が舞い込む。証言者の撮影を続けるうちに、過去と現在の事件との奇妙なリンクに絡め取られていく。

 

第60回 2014年

下村敦史 闇に香る嘘

闇に香る嘘

孫への腎臓移植を望むも適さないと診断された村上和久は、兄の竜彦を頼る。しかし、移植どころか検査さえ拒絶する竜彦に疑念を抱く。目の前の男は実の兄なのか。27年前、中国残留孤児の兄が永住帰国した際、失明していた和久はその姿を視認できなかったのだ。驚愕の真相が待ち受ける江戸川乱歩賞受賞作。

 

第59回 2013年

竹吉優輔 襲名犯

襲名犯

ある地方都市で起きた、動機不明の連続猟奇殺人事件。逮捕された美青年は、怪物「ブージャム」の異名で恐れられ、熱狂的な信奉者を生み出した。やがて彼の死刑は執行。事件は終結したかに思われた。その矢先、現場にかつての「異名」を記した、新たな猟奇殺人が発生する。人の心の闇を描く江戸川乱歩賞受賞作!

 

第58回 2012年

高野史緒 カラマーゾフの妹

カラマーゾフの妹

ロシア帝国を震撼させた『カラマーゾフ家の父殺し事件』から十三年、内務省の特別捜査官となった次男イワン・カラマーゾフはある確信を抱いて故郷に舞い戻った。真犯人は異母弟スメルジャコフの他に必ずいる、と。再捜査が開始されるや否や、第二の殺人が起こる。世界文学の金字塔に挑む江戸川乱歩賞受賞作。

 

第57回 2011年

川瀬七緒 よろずのことに気をつけよ

よろずのことに気をつけよ

都内に住む老人が自宅で惨殺された。奇妙なことに、遺体は舌を切断され、心臓をズタズタに抉られていた。さらに、縁の下からは「不離怨願、あたご様、五郎子」と記された呪術符が見つかる。なぜ老人はかくも強い怨念を受けたのか?日本の因習に絡む、恐るべき真相が眼前に広がる!

 

玖村まゆみ 完盗オンサイト

完盗オンサイト

皇居に侵入して、“お宝”を盗み出せ!ターゲットは、徳川家光が愛でたという名盆栽「三代将軍」。樹齢550年!?報酬は1億円!!天才フリークライマー水沢浹は、多額の損害賠償を求められ窮地にある元恋人を救うため、この前代未聞の依頼を引き受ける。果たして勝算はあるのか?

 

第56回 2010年

横関大 再会

再会

小学校卒業の直前、悲しい記憶とともに拳銃をタイムカプセルに封じ込めた幼なじみ四人組。23年後、各々の道を歩んでいた彼らはある殺人事件をきっかけに再会する。わかっていることは一つだけ。四人の中に、拳銃を掘り出した人間がいる。繋がった過去と現在の事件の真相とは。

 

第55回 2009年

遠藤武文 プリズン・トリック

プリズン・トリック

市原の交通刑務所内で、受刑者石塚が殺され、同所内の宮崎が逃亡。遺体は奇妙にも“前へ倣え”の姿勢をとっていた。完全な密室で起きた事件は、安曇野を舞台にした政治汚職にまで波及していく。単行本未収録の“ある人物からの手紙”を収めた最強のトリックミステリー。

 

第54回 2008年

翔田寛 誘拐児

誘拐児

終戦翌年の夏、5歳の男の子が誘拐された。≪使い古しの新圓(しんえん)で百萬圓を用意しろ。場所は有楽町カストリ横丁≫という脅迫状に従い、屈強な刑事たちが張り込むなか、誘拐犯は子どもを連れて逃げてしまう。そして15年後、とある殺人事件をきっかけに、再びこの誘拐事件が動き出す。

 

末浦広海 訣別の森

訣別の森

戦闘ヘリを無尽に駆った陸自の元エース・槇村は、ドクターヘリ機長として北海道の空を飛び回る日々を送っている。槇村は墜落した取材ヘリを救出、怪我人は自衛隊時代の部下・一恵だった。陸自を罷免された過去が槇村に鮮明に甦る。そして一恵は入院先から姿を消した。圧倒的スケールで謳いあげる男たちの叙事詩。

 

第53回 2007年

曽根圭介 沈底魚

沈底魚

現職国会議員に中国のスパイがいるという情報によって、極秘に警視庁外事課に捜査本部が設置された。指揮官として警察庁から女性キャリア理事官が送り込まれるが、百戦錬磨の捜査員たちは独自に捜査を進める。その線上に浮かんだのは、次期総理の呼び声高い芥川健太郎だった。

第52回 2006年

鏑木蓮 東京ダモイ

東京ダモイ

男は帰還(ダモイ)を果たし、すべてを知った。
自費出版に持ち込まれた原稿が60年前のシベリアと現代の事件を結ぶ。

舞鶴でロシア人女性の遺体が発見された。時を同じくして抑留体験者の高津も姿を消す。2つの事件に関わりはあるのか。当時のことを綴った高津の句集が事件をつなぐ手がかりとなる。60年前極寒の地で何が起こったのか? 風化しても消せない歴史の記憶が、日本人の魂を揺さぶる。

 

早瀬乱 三年坂 火の夢

三年坂 火の夢

大火に包まれる明治・東京を駆け抜ける黒い人力俥夫の影――三年坂に秘められた因縁の真実とは!?

「三年坂で転んでね」――帝大生の兄が怪死する直前に残した言葉を手掛かりに、東京の坂を巡る実之。その東京では、大火の度に放火魔とおぼしき人力俥夫の姿が目撃されていた。“転ぶと3年以内に死ぬ”という禍々しい言い伝えと、近代東京の命運を揺るがす謎に、高嶋鍍金が挑む!

第51回 2005年

薬丸岳 天使のナイフ

天使のナイフ

生後五ヵ月の娘の目の前で妻は殺された。だが、犯行に及んだ三人は、十三歳の少年だったため、罪に問われることはなかった。四年後、犯人の一人が殺され、檜山貴志は疑惑の人となる。「殺してやりたかった。でも俺は殺していない」。裁かれなかった真実と必死に向き合う男を描いた、第51回江戸川乱歩賞受賞作。

 

第1~50回の受賞作品

 

年度 受賞者名 受賞作品
第50回 平成16年 神山裕右 カタコンベ
第49回 平成15年 不知火京介
赤井三尋
マッチメイク
翳りゆく夏
第48回 平成14年 三浦明博 滅びのモノクローム
第47回 平成13年 高野和明 13階段
第46回 平成12年 首藤瓜於 脳男
第45回 平成11年 新野剛志 八月のマルクス
第44回 平成10年 池井戸 潤
福井晴敏
果つる底なき
Twelve Y.O.
第43回 平成9年 野沢 尚 破線のマリス
第42回 平成8年 渡辺容子 左手に告げるなかれ
第41回 平成7年 藤原伊織 テロリストのパラソル
第40回 平成6年 中嶋博行 検察捜査
第39回 平成5年 桐野夏生 顔に降りかかる雨
第38回 平成4年 川田弥一郎 白く長い廊下
第37回 平成3年 鳴海 章
真保裕一
ナイト・ダンサー
連鎖
第36回 平成2年 鳥羽 亮
阿部陽一
剣の道殺人事件
フェニックスの弔鐘
第35回 平成元年 長坂秀佳 浅草エノケン一座の嵐
第34回 昭和63年 坂本光一 白色の残像
第33回 昭和62年 石井敏弘 風のターン・ロード
第32回 昭和61年 山崎洋子 花園の迷宮
第31回 昭和60年 森 雅裕
東野圭吾
モーツァルトは子守唄を歌わない
放課後
第30回 昭和59年 鳥井加南子 天女の末裔
第29回 昭和58年 高橋克彦 写楽殺人事件
第28回 昭和57年 中津文彦
岡嶋二人
黄金流砂
焦茶色のパステル
第27回 昭和56年 長井 彬 原子炉の蟹
第26回 昭和55年 井沢元彦 猿丸幻視行
第25回 昭和54年 高柳芳夫 プラハからの道化たち
第24回 昭和53年 栗本 薫 ぼくらの時代
第23回 昭和52年 梶 龍雄
藤本 泉
透明な季節
時をきざむ潮
第22回 昭和51年 伴野 朗 五十万年の死角
第21回 昭和50年 日下圭介 蝶たちは今……
第20回 昭和49年 小林久三 暗黒告知
第19回 昭和48年 小峰 元 アルキメデスは手を汚さない
第18回 昭和47年 和久峻三 仮面法廷
第17回 昭和46年 ? 受賞作なし
第16回 昭和45年 大谷羊太郎 殺意の演奏
第15回 昭和44年 森村誠一 高層の死角
第14回 昭和43年 ? 受賞作なし
第13回 昭和42年 海渡英祐 伯林-一八八八年
第12回 昭和41年 斎藤 栄 殺人の棋譜
第11回 昭和40年 西村京太郎 天使の傷痕
第10回 昭和39年 西東 登 蟻の木の下で
第9回 昭和38年 藤村正太 孤独なアスファルト
第8回 昭和37年 戸川昌子
佐賀 潜
大いなる幻影
華やかな死体
第7回 昭和36年 陳 舜臣 枯草の根
第6回 昭和35年 ? 受賞作なし
第5回 昭和34年 新章文子 危険な関係
第4回 昭和33年 多岐川 恭 濡れた心
第3回 昭和32年 仁木悦子 猫は知っていた
第2回 昭和31年 早川書房 ハヤカワ・ポケット・ミステリの出版
第1回 昭和30年 中島河太郎 探偵小説辞典

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